美容外科を相手取った集団告訴

髪を触る女性

被害者への呼びかけ

美容外科手術もれっきとした医療行為です。
医療行為には、往々にして医療ミスの可能性がつきまといます。
美容外科でそういった医療ミスが起こると、被害者が受けるのは生命の危険よりもQOL(QualityOfLife、生活の質)の低下、精神的な苦痛です。
顔や体のコンプレックスの解消のために美容外科手術を受けているのに、お金を払って別の傷がついてしまったとなれば、その精神的な苦痛は計り知れないものでしょう。

だから、美容外科でミスが起こった場合、告訴されることも少なくありません。
さらに、勝率を高くするために個人ではなく集団で告訴するということが多いのです。
こういった集団告訴を可能とするために、被害者同士が団結できるよう呼びかけが行われることがあります。
こうして告訴するために十分な人数が集められるのです。
レーザー脱毛の失敗や、二重まぶた形成手術、時にはヒアルロン酸注入によって鼻が壊死するという事例もあります。
これらの他様々な手術において、告訴という手段が考えられているのです。